英語で自己紹介はパターンが決まっている
学校、新しい職場、趣味の場やカルチャースクールなど、自己紹介の機会はよくあります。
自己紹介とは、これまでにない新しい環境に行った時にほぼ必ず行うものです。
ということは、もしあなたが英語を学びたいなら、その過程でも新しい環境が必ずあります。つまり、自己紹介の機会は増えるはずです。
ただでさえ自己紹介は緊張するものですが、英語だとなおさら緊張してしまいそうです。
でも、安心してください。英語で自己紹介をするパターンや質問とその回答は、だいたい決まっています。
今回は、日常英会話、ビジネス英会話で使える自己紹介の基本的な英語フレーズをご紹介したいと思います。
名前を名乗る英語フレーズ
My name is Taro Yamada.
訳:私の名前は山田太郎と言います。
中学生の初めに習うお馴染みのフレーズですが、一応。ビジネス、プライベートどちらもこの言い方でOKです。
I am Yamada Taro.
訳:私は山田太郎です。
「My name is~」よりややカジュアルな表現になります。
My name is Taro Yamada from A Company.
訳:A社の山田太郎と申します。
社名も一緒に名乗る場合に使います。社名をつけることで、ビジネス英語のフレーズになります。
Please call me Taro.
訳:太郎と呼んでください。
こちらもよく聞くフレーズです。フレンドリーに接して欲しい場合に使います。
最初の挨拶に使う英語フレーズ
定番の挨拶です。自己紹介の最初に使うと良いでしょう。
I’d like to introduce myself.
訳:自己紹介をさせてください。
自己紹介の前にひとことあると丁寧に聞こえます。
I am glad for this opportunity to introduce myself.
訳:自己紹介をする機会を頂けてうれしいです。
Nice to meet you!
訳:はじめまして。
こちらも定番ですが、一応。「Nice to meet you, too.」と返します。
It’s a pleasure to meet you.
訳:お会い出来て光栄です。
丁寧な表現です。目上の人に挨拶する際に、まず使います。
It’s lovely to meet all of you.
訳:みんなに会えてうれしいです
大勢の人の前で自己紹介する時に使います。
I’m so glad to meet all of you.
訳:みなさんにお会いできて嬉しいです。
「It’s lovely to meet all of you.」より少し丁寧な表現ですね。一般的には、ビジネスの場で使用します。
出身や住所などを紹介する英語フレーズ
生まれや育ち、現在の住所を伝える場合に使う英語フレーズです。
Where are you from?
訳:どちらの出身ですか?
I am from Okinawa, Japan.
訳:日本の沖縄出身です。
I’m originally from Tokyo.
訳:私は(もともと)東京出身です。
引っ越しや移動などで居住地を転々としている場合などに使います。
Where do you come from?
訳:どこから来ましたか?
I come from Okinawa.
訳:私は沖縄から来ました。
I was born and raised in Tokyo.
訳:私は東京生まれの東京育ちです。
I have lived there since I was born.
訳:生まれた時から、ずっとそこに住んでいます。
I was born in Tokyo, and I grew up in Okinawa.
訳:東京で生まれて、沖縄で育ちました。
生まれと育ちが違う場合に使います。
I was born in Tokyo, but my parents moved to Okinawa when I was 3 years old.
訳:私は東京で生まれましたが、3歳の時両親が沖縄に引っ越しました。
生まれと育ちが違うことを細かく説明したい時に使います。
I grew up in Okinawa until 15 years old.
訳:私は15歳まで沖縄で育ちました。
○○歳までどこで育ったのかを言いたい場合に使います。
I lived in Okinawa until I entered my university in Fukuoka.
訳:福岡の大学へ入学するまで、沖縄に住んでいました。
I grew up in Okinawa.
訳:私は沖縄育ちです。
Where do you live?
訳:どこに住んでいますか?
I live in Tokyo.
訳:私は東京に住んでいます。
現在住んでいる場所を説明したい時に使います。
年齢や誕生日を伝える英語フレーズ
May I ask how old you are?
訳:年齢をお聞きして良いですか?
「How old are you.」と直接年齢を聞くことが失礼だと思われる場合もあります。やんわり聞くなら、このフレーズを覚えましょう。
I am 20 years old.
訳:私は20歳です。
シンプルに「I am 20.」でもOKです。
I was born on June 15th 1987.
訳:私は、1987年の6月15日に生まれました。
My birthday is June 15th.
訳:私の誕生日は6月15日です。
婚姻の有無を伝える英語フレーズ
Are you married?
訳:あなたは結婚していますか?
I am single.
訳:私は独身です。
I am engaged.
訳:私は婚約をしています。
I am married.
訳:私は結婚しています。
最近結婚したのであれば「I got married recently.」と言います。
I have been married for 5 years.
訳:私は結婚して5年経ちます。
I am divorced.
訳:私は離婚をしました。
子供、兄弟・姉妹の有無を伝える英語フレーズ
兄弟や子供について説明するときに使うフレーズです。
I have one daughter./I have one son.
訳:私には娘が一人います。/私には息子が一人います。
I have two daughters./I have two sons.
訳:私には娘が二人います。/私には息子が二人います。
I have one daughter and two sons.
訳:私には息子が二人いて、娘が一人います。
I have a younger brother./I have an older brother.
訳:私には弟が一人います。/私には兄が一人います。
I have a younger sister./I have an older sister.
訳:私には妹が一人います。/私には姉が一人います。
学校や仕事について伝える英語フレーズ
職業から勤め先まで表現の仕方は様々です。
I am a university student.
訳:私は大学生です。
高校生なら「I am a high school student.」ですね。
What do you do?/What do you do for a living?
訳:お仕事は何をされていますか。/(生活のために)何をされていますか?
I am a teacher/I am an English teacher.
訳:私は教師をしています。/私は英語の先生です。
職業の前には必ず a/anをつけます。
I am an office worker.
訳:私は会社員です。
I am a homemaker.
訳:私は主婦です。
I work for A company.
訳:私はA社で働いています。
雇用関係がある場合は「work for ◯◯」を使います。
I work for A company at tokyo.
訳:私は東京にあるA社で働いています。
場所を指す場合は「work at ◯◯」というフレーズを使います。
I work for a trading company.
訳:私は商社で働いています。
I work in the financial industry.
訳:私は金融業界で働いています。
I have worked in Accounting for 2 years.
訳:私は経理部で2年間働いていました。
部署名を使う場合ですね。社内異動の挨拶に使うと良いでしょう。
I am the manager of the Advertising Department.
訳:私は宣伝部の部長をしています。
I’ve been with the company for 10 years.
訳:勤続10年です。
趣味や休日の過ごし方、得意/不得意分野を伝える英語フレーズ
プライベートな場での自己紹介におすすめです。
My hobby is watching movies.
訳:私の趣味は映画鑑賞です。
On my days off, I spend most of my time at home.
訳:休日はだいたい家で過ごします。
「on my days off,~」で休日は〜、「In my free time,~」でも同様の意味を持ちます。
I like to take pictures.
訳:私は写真撮影が好きです。
「to+動詞の原型」の不定詞を使った表現です。
I like playing the guitter.
訳:私はギターを弾くことが好きです。
不定詞を使えない動詞を使う場合は、動名詞を使います。
I am good at playing the guitter.
訳:私はギターを弾くことが得意です。
atの後は名詞か動名詞を使います。
I am bad at singing.
訳:私は歌うことが苦手です。
I am a cheerful person
訳:私は明るい性格です。
「I’m a ◯◯ person.」で私は◯◯な性格(人間)です、という意味になります。「kind(親切)」「friendly(人見知りのない)」などの性格が入ります。
英会話で使う基本的な自己紹介フレーズまとめ
今回ご紹介したフレーズは、ほとんどがお馴染みのもので、簡単だったと思います。
ところが、いざ自己紹介の場になると、この簡単なフレーズがなかなか出てきません。
というわけで、今回ご紹介したフレーズを自分用に置き換えて、1つ1つ使うシーンをイメージして、練習をしておきましょう。
コツとしては、余計なやり取りを増やさないように一文で多くの情報を補足してしまうことです。
「I’m teacher.」より「I’m English teacher at the university.」の方が、相手に自分のことが伝わりやすいはずです。
ビジネスの場であれば、どういう仕事をしているのか、自分の強みや得意分野は何なのかを話すと良いでしょう。
また、面接で使えるフレーズとして、以下の表現があります。
I have 10 years experience as a ◯◯….(私は◯◯としての経験が10年あります。)
My strentgh is ….(私の強みは~です。)
日本語でも英語でも、自己紹介には慣れが必要です。
外国人の多いバーや英会話カフェで場数を踏むのもおすすめです。また、オンライン英会話の場合、新しい講師との会話も多いので、良い練習になるかもしれません。
とにかく出会いの場を作って、積極的にアウトプットしていきましょう。