前回、前々回では講師の採用と講師の育成について、お話ししました。
とは言え、一度育成したからと言って、優秀な講師になり、満足度120%の授業を常に提供できるわけではありません。レベルの高い授業を継続して実施していくには、常にその品質管理をしていかなくてはなりません!
特に語学学校のようなサービス業態だと、一度やればいいということはなく、定期的な管理がマストです!
そこで、本日は当校の授業クオリティを維持するための仕組みを、最後にご紹介したいと思います。
コンサルティング@留学初日
MBAの特徴の一つとして、所定のテキストブックを持たないスタイルを採っています。そのため、生徒様のニーズに柔軟に答えられる一方、そもそも本人がどういうニーズを抱えているのか、適切に把握することが重要になります。
初日の授業では、留学前に生徒さんに提出頂いているサーベイを基に、これから始まる留学期間中に何を勉強していくかじっくりと計画立てを行ないます。
▼初日の授業の様子
コンサルテーションを終えたら、ついに本格的な授業がスタートします!
Weekly Feedback@毎週水曜日
授業のPlan、Doで終わらせず、MBAではご本人の要望通りの授業運びを行なえているか、毎週フィードバックを頂き、Checkの機会を持つようにしています。
生徒様には所定のフォーマットに基づき、各授業を評価していただきます。
▼複数の項目に分けて、それぞれ5段階で各授業を評価してもらっています
Teachers’ Meeting@毎週金曜日
毎週金曜日の卒業式後に行なわれるミーティングでは、生徒様からのフィードバックを基に、翌週の授業改善に向けて、担当講師間でディスカッションが行なわれます。
▼コアティアーチャー(担任講師)を中心に、改善プランについて議論している様子
以上が、一週間の流れの中で毎週行なわれている品質管理に向けた取組みです。その他、定期的に以下のような試みも取り入れ、最近ではさらなる品質向上に向けて動いています。
Quality Managerによる授業チェック
授業が適切に行なわれているかを確認するためには、何より実際に目と耳で確認することが必要不可欠!ということから、当校のクオリティマネジメントチームによる、授業のチェックを行なっています。
▼自分の授業が第三者から観察されるということで、先生たちも緊張感を持って授業を行なっています
Managerによる講師面談
授業チェックが済み、一通りの評価がなされると、講師一人一人とマネジャー陣による面談の場がセッティングされます。さらなる良い講師になってもらうため、この場でそれぞれの改善点や評価点を本人にフィードバックしています。
日本人もフィリピン人も、周囲からしっかりと評価してもらうことはとても大事ですね!
▼評価面談の様子
以上、週末番外編という事で三回に分けて当校講師の「採用」「育成」「品質管理」について、ご紹介させて頂きました。
お伝えしたかったのは、とにかく「質」にはこだわっているという事です!それでは皆様よい週末をお過ごしください。